得意なことで自分らしく、楽しく輝く人生を。独立起業カメラマン門出格宏さんの活動の原点に迫る

門出さんサムネイル

一度は夢をみたけれど、現実的に無理だ・・・と諦めた経験はありますか?

あるいは今、追いかけている夢を諦めようとしていませんか?

「ドリームグラファー」とは、門出さんが考えた「夢を描いて形にする人」という意味を持つカメラマンです。

全国を飛び回る”出張ウェディングカメラマン”という働き方を叶えるだけでなくSNSでも大活躍!
ハンドメイド作家さんに向けた「撮影のコツ」の発信が大好評インスタグラムではフォロワー3.2万人!


撮影に特化したオンラインスクールの運営しながら東京浅草橋では自身のフォトスタジオ”Studio門出”をオープン

多くの夢を叶え続けている”もんちゃん”こと門出格宏さん

なぜ、門出さんは・・・

  • 自分のスタジオオープンという大きな夢を叶えられたのか?
  • 撮影する写真に込められた思いとは
  • 夢を夢で終わらせずにやりたいことを仕事にするには

についてお聞きしました

Interview
カメラを持つ門出さん

ドリームグラファー

門出格宏(もんでただひろ)さん

カメラマン歴18年。「写真の力であなたと夢を形に。」がモットー。ドリームグラファーとは「夢を描いて形にする人」という意味の言葉。Instagramで【作品がキラメク魔法の撮り方】というアカウントでフォロワー3.2万人!ハンドメイド作家さんに向けて作品を綺麗に撮るコツを発信中。より本格的に写真の撮り方を学びたい人に向けてオンラインスクール『もんちゃん道場』も運営しながら、2023年11月に東京浅草橋に自身のフォトスタジオ『Studio門出』をオープン

目次

出張カメラマンからSNS発信者へ

ーー(冨永理穂)門出さん、はじめに自己紹介をお願いいたします。

門出さん

もんちゃんこと、門出格宏(もんでただひろ)です。
カメラマンを18年やっていて、インスタグラムで写真の撮り方を発信しながら、2023年11月に東京浅草橋にオープンしたフォトスタジオ『Studio門出』を妻とともに運営しています。

ーー(冨永)元々はウェディング撮影のカメラマンをされていたんですよね。

門出さん

はい、ウェディングや七五三など出張での撮影を行なっていました。

しかしコロナ禍になり、ウェディングそのもの需要がなくなってしまったんですね・・・

そんな中、家族婚やレストランでのパーティーなど新たなウェディングのスタイル提案としてInstagramでの発信を始めました。

ーー(冨永)そうだったんですか!しかし、ウェディングのスタイル提案というのは現在の門出さんの発信内容とは異なりますよね?
どうしてハンドメイド作品の撮り方を教えるアカウントに変わったんでしょうか?

門出さん

正直、最初の発信があまりうまくいかなくて・・・
インスタスクールに入って頑張ってみたりしたんですけどね。

投稿が伸び悩む一方で、スクールで同じく学んだ方や他の発信者の方々から写真の撮り方を教えてほしいと言っていただくことが増えてきて、「撮り方のコツ」を発信するアカウントに切り替えたんです。

ーー(冨永)そんな経緯があったんですね
ハンドメイドさん向け”というのも教えてほしいという声からですか?

門出さん

その通りです!
よく私のインスタライブを見てくださっているハンドメイド作家さんがいらっしゃって、その方がきっかけでハンドメイド作家さんのお役に立てる発信ができるのではないか?と思ったんですよ。

ーー(冨永)その方との出会いで、今の門出さんの発信が生まれたのですね。
撮影する対象が人から作品へ、そして撮り方を教えるとなると大きな変化ですよね。そこに戸惑いや葛藤はなかったのですか?

門出さん

それが意外とないんですよ!
元々やっていたウェディングの撮影は、人の表情を撮るのはもちろんですが、ドレスのレースや小物のアクセサリーといったキラキラした美しいものを撮るので、男性でも割と乙女チックな方が多くて・・・
実は私も割と装飾とか好きなタイプなんですよね。

「ハンドメイド作家さん向け」というのはウェディングで経験してきた小物の撮影との相性が良かったんだと思います。


それから「教える」ということに関して言えば大学時代に家庭教師のバイトをしていたことがあるので、ハードルは感じませんでした。

ただ、たまに専門的すぎる内容で生徒さんがついてこれない。という失敗をやってしまいました。始めるハードルは低かったけど、いざやってみて難しさを感じて、どうやったら分かりやすく伝わるのか?日々研究しながら発信しています。

ーー(冨永)なるほど。どちらも過去の経験が今の活動に活きているんですね

作家さんのお悩みに寄り添ううちに・・・

ーー(冨永)SNSでの活動から、どうやってご自身のスタジオオープンにつながったんですか?

門出さん

実は出張カメラマン1本で活動していた頃から、いつかは自分のスタジオを持ちたいなと考えていました。

出張カメラマンは全国を飛び回るので、体力勝負な仕事なんですね。私は趣味のトライアスロンで体を鍛えてはいますが、それでも年齢を重ねた時に「いったい何歳まで出張を続けられるだろうか?」と、頭をよぎることがありました。それで、いつかは自分のスタジオを・・・と夢見ていましたね。


その「いつか」というのが現実的になったきっかけはハンドメイド作家さんたちのお悩みを知ったことでした。

私は撮影のコツをインスタグラムで伝えていますが、中にはそもそも「ご自宅で撮影場所の確保が難しい」というお声もいただきます。

作家さんはご自宅で作業をしている方が多いので家族との兼ね合いもあり、大変なんだなという実態を知るうちに

それなら私が撮影場所を提供したいなと思うようになったんです!

ーー(冨永)自分のためで考えていた時は「いつか」だった夢が、目の前の困っている人のために、という思いで実現していったんですね!
ところで、このスタジオは一般的なスタジオとはちょっと違うとお聞きましたが・・・

門出さん

そうなんですよ!
ハンドメイド作家さんたちから撮影場所がない以外にも作品を売る場所がないというお悩みもよく聞きました。

せっかくスタジオをオープンするなら、ご利用してくださった作家さんから作品を預かって販売するブースも作ろう!そうすればこのお悩みも解決できるなって、、、ピーンときちゃったんです!!

スタジオ門出販売ブース
Studio 門出 委託販売ブース

ーー(冨永)作家さんのお悩みに寄り添ったからこのスタジオが出来上がったんですね

門出さん

はい。でも実はもう1つこだわりがあって・・・それが「立地」です。

Studio門出がある浅草橋は、資材屋さんが多く集まる街なので撮影をした帰りに次の作品の材料のお買い物もできちゃうんです!

せっかく足を運んでいただいたお客さまには
とことん良い思い出を作っていただきたくて・・・

ーー(冨永)そこまで考えられているとは!それは作家さんにとって、まさに夢の空間。とても嬉しいですね!

門出さん

作品を撮る、売る、材料を買う。
この三拍子揃ったスタジオをぜひご活用していただきたいです!

ここまで作家さん向けのサービスにつてお話ししましたが、
他の方にも楽しんでいただけますよ!

プロカメラマンの私が撮影する「スタジオ撮影」もご用意しておりますので、プロフィール写真やご家族の記念撮影もお任せください!

それにスタジオをオープンした今でも、家族写真や七五三の出張撮影を日本全国から受け付けてますので、ぜひご連絡お待ちしております。

もんちゃんスタジオ
Studio 門出 フォトスタジオ

もんちゃんの写真に込められた思い

ーー(冨永)スタジオ運営、出張、SNS、と本当に多方向に活躍していらっしゃいますよね。
どの活動にも共通する思いなどはありますか?

門出さん

私が写真撮影で大切にしていることは

写真を通して自己肯定感を感じてもらいたいって思っているんです。

例えばこどもの写真だと、出来上がった写真を見た時に親からとても大切にされているなと感じることができるって素敵なことだと思うんです。

お子さんの可愛い姿の写真ももちろん撮りますが、親御さんが「うちの子かわいいな」と思って眺めている姿を見ると、シャッターを切りたくなるんです。

ーー(冨永)確かに、こどもを眺めている時はとても幸せな顔をしている気がします。

門出さん

実際に私が撮影させていただいた親子写真を飾っているお宅で

「ママいつも怒るけど本当は僕のこと大好きなんだもんね」と

写真を見ながらお子さんが言ってくださっているというお話を聞くこともあって、写真を飾っていることでこどもの心に良い影響を与えていると常々感じています。

ーー(冨永)素敵なエピソードです。ご自身も愛情あふれる写真に囲まれて育ったのですか?

門出さん

それが、逆だったんですよ。

私は落ち着きがないこどもだったので、たぶん母親にとっては心配からくる表情だったのかもしれませんが「くわ〜っ」ってしかめっ面している写真があるんです。(もちろんそうじゃない写真もありますよ笑)

男3人兄弟の真ん中というのもあって親は大変だったのかな?

今ではそんなことないと思えるんですが、何をやっても褒められることがなかったということもあり、あんまり親からの愛されている実感が持てなかったんですよね。それでなんとなく自分に自信を持てずに育ったなと思うところがあるんです。

だからこそ親からの愛情を目で見て確認でいる「写真」というものは、本当にかけがえのないものだと信じています。

夢を夢で終わらせずにやりたい仕事を叶えよう

ーー(冨永)ハンドメイド作家さんの場合はどうですか?

門出さん

ハンドメイド作家さんたちの中にも、実は自分に自信が持てない方々が多くいらっしゃって・・・

「わたしなんて・・・」と自分のことを下げるといいますか、常に自信がない感じに見えてしまうところが、なんとなく自信の持てなかった昔の私に似てるなぁと感じることが多いですね。

ーー(冨永)作家さんが自分に自信が持てない方が多いとは意外です!

門出さん

実際に会社で働いてみたけれど、社会に馴染めずにハンドメイドやカメラマンの道に進む方にたくさん出会ってきて・・・

個人でやっていく仕事は、どんな職種でも軌道に乗るまでとても不安定なものなんですよね。そこに社会への挫折感が重なると

「夢みたいなこと言ってないで安定した仕事目指しなさい」と

まわりから言われてしまう方もたくさんいるんですね。

そういったことで思い悩んでいる方へ向けて
私も自分に自信がなかったけれどカメラマンという夢を仕事にできた。だから、あなただってできるよ!と背中を押してあげたいです。

得意なことで、自分らしく

ーー(冨永)最後に門出さんの“志”を教えてください

もんちゃん

やはり家族写真の撮影、ハンドメイド作家さんへの発信どちらにも共通して言えることは、

「わたしなんて・・・」と自分を卑下する方を、できるだけ減らしたいという思いです。

こどもたちには幼い頃から家族写真を通して、親からの愛情を感じて育っていって欲しい。そして自分に自信を持った大人に成長してくれたら嬉しいですし、

今すでに大人になり、夢を追いかけているハンドメイド作家さんたちは得意なことで自分らしく楽しく輝いて、お客様やお客様にとってに大切な方に喜んでもらえる仕事をしてもらえたら嬉しいと思っています。

私の活動を通して、「あなたにとって大切な人の夢を心から応援できる人」を日本中に増やしていきたい。

そう思って今日も撮影、発信をしています。

ーー(冨永)“大切な人の夢を心から応援できる人を日本中に増やしていきたい。”その言葉、すごく心に響きます。
今日は門出さんの原動力を話してくださり、本当にありがとうございました!

(文・構成:冨永理穂)

門出格宏(もんでただひろ)さん
カメラマン歴18年。「写真の力であなたと夢を形に。」がモットー。ドリームグラファーとは「夢を描いて形にする人」という意味の言葉。Instagramで【作品がキラメク魔法の撮り方】というアカウントでフォロワー3.2万人!ハンドメイド作家さんに向けて作品を綺麗に撮るコツを発信中。より本格的に写真の撮り方を学びたい人に向けてオンラインスクール『もんちゃん道場』も運営しながら2023年11月に東京浅草橋に自身のフォトスタジオ『Studio門出』をオープン

店舗 :Studio門出 https://monde.camera 


Instagramhttps://www.instagram.com/mon_de_camera
https://www.instagram.com/studio_monde_tokyo/
https://www.instagram.com/mon_de_marche/
YouTube :https://www.youtube.com/@mon_de_camera
オンラインスクールhttps://dreamgraph.jp/



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門出さんサムネイル

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