昔の自分を忘れるくらい、今の自分を好きになる!全てのママに、後悔しない人生を送ってほしい。

黒木陽子さんサムネ
目次

子育てを楽しめていないと感じるママが溢れる時代。

『一生懸命子育てしてるのに、なぜか孤独。』

『本当は楽しみたいのに、気づけばイライラしてしまう』

『他の子はなんでもできるのに、うちの子だけ・・・』

そんな風に子育てに悩むママたちに向けて、“ 捉え方を変えれば、楽になる ”というフレーズと共に、自分の人生を味わい尽くすマインドを発信されている くろきようこ さんにインタビュー!

・過去のくろきさんの、後悔からの想い
・発信活動の裏側
・くろきさんの発信が、ママ達の心に響くワケ

についてお聞きしました!

Interview

黒木陽子(くろきようこ)さん

幼少期からパニック障害を抱え、第1子を出産したあとに育児ノイローゼに。
このままではダメだ、変わりたいと独学で心理学や子育てを学び、生き方を軌道修正し、数年かけてパニック障害も克服。
学んだことをアウトプットがてら「こじらせているママの意識改革がしたい」と2020年冬から本格的にInstagramで発信をスタート。
現在SNS総フォロワーは4.5万人。自費出版した「わたしのススメ」「エンディングノート」などの書籍はじめ2000人以上のカウンセリングや講演会を通じて、多くの人に影響を与える。

パニック障害、不安症を抱えながらの活動

ーー(南里 ゆか)くろきさん、本日はお時間いただきありがとうございます!
主にInstagramで「くろきさん」としてご活躍されています。発信に込められた想いを、お聞きしてもいいですか?

くろき

こちらこそ、よろしくお願いします!

「捉え方を変えれば生きるのは楽になるし、子育てもおもしろくなる!
明日も当たり前に生きているとは限らないから、一度きりの人生を生き尽くそうよ!」という想いを込めて発信しています。

ーー(南里)今のくろきさんからは、パニック障害があったようには感じられませんが、どんなときに症状が出ていましたか?

くろき

逃げられない環境が苦手でした。例えば電車とか。

電車の扉がプシューって閉まるじゃないですか?
もう、あれがダメで。
閉まったら逃げられないと思うと、怖くて乗れなかったんです。

ーー(南里)それだけ乗り物のハードルが高かったんですね今は活動で移動もされたりしますよね。電車を克服するきっかけとかはあったんですか?

くろき

実は過去に、すごく後悔した出来事があったんです。

当時参加していたコミュニティメンバーの集まりが県外であって。新幹線に乗れば行ける場所だったんです。

当時まだ「パニックが出たらどうしよう」とかそういう恐怖が強くて、夫が「子供を見てるから行ってきてもいいよ」と言ってくれたにも関わらず、結局行かなかったんです

ーー(南里)そうだったんですね

くろき

その集まりの後、参加したメンバーさん達が「すごく楽しかった」という報告をたくさん受けて。

「あぁぁぁぁ、行けばよかったーーーー!」と。
すごく後悔したんです。

だから、次は絶対参加しよう!って決めて。

そしたら、その数ヶ月後にまたオフ会の誘いがあったんです。即答で「行きます」とお返事をして、勇気を出してローカル線に乗りました。

ローカル線に乗れたことが自信になり、その後、新幹線にも乗れるようになり、私の世界はどんどん広がっていきました。

ーー(南里)聞いてるだけでウルッとしますね。

くろき

だから、今の私だけを見て欲しくないなっていうのはすごく思うんです。

いかに私が、普通の人間か?ということを。

だって、今だけ見たら悩みがなくて能天気な感じに見えるでしょう?笑

ーー(南里)そんなことはないですが…笑

くろき

わたしって、何も特別じゃなくて。むしろ、人よりも不安になりやすい体質だったんですよ。

ーー(南里)そうなんですね。

くろき

パニック障害もありましたし、不安症もあったので。

どこに行くにしても「体調が悪くなったらどうしよう」とか、常に不安とセットでした。だから、例えば旅行に出かけたとしても、楽しみ切ることができない。

不安に思っているとやっぱり体調にでちゃって、「なんで私はこんなに弱いんだろう」と落ち込んだり。そんなことの繰り返しでした。

ーー(南里)それを、捉え方を変えてみたら生き方が変わってきたということですね

くろき

そうですね!

今はもう外食もできるようになったし、1人で遠出もできるようになって「あ、普通の人ってこんな感覚なんだ」というのを感じられるようになりました。

あ、でも、パニックが全く出なくなったというわけじゃないんですよ。

ーー(南里)そうなんですね!?

くろき

パニックがゼロになったわけではなくて。

たまに「あ、なんか食べられないかも」と感じる瞬間があったりするんですが、そこからの立て直しが早くなりましたね。

今までは「食べられなかったらどうしよう」と思っていたのを「ま、いっか、食べられなくても」と、自分を許せるようになりました。

そうすると15分後くらいには食べられるようになるんですよね。

だから、不安な気持ちが出てくること自体が怖くなくなりました。

ご自身が不安に感じる毎日を過ごしていたからこそ、楽しく生きてくことを伝えてくださっているんですね!

発信のきっかけ

ようこちゃん_わたしのススメBOOK
くろきさん自叙伝『わたしのススメBOOK』
ようこちゃん_わたしのススメBOOK見開き
『わたしのススメBOOK』ワークのページ
ようこちゃん_『わたしのススメBOOK』まえがき
『わたしのススメBOOK』まえがき

ーー(南里)発信を始めたきっかけはなんだったんですか?

くろき

わたしのススメBOOK】という自叙伝を届けたくて始めました。

元職場の先輩に、「文章を書くのが上手だから、本でも書いてみたら?」と言われたんですよ。

取り憑かれたように「わたしのススメ」を執筆しました(笑)
出来上がりには3ヶ月くらいはかかったと思うけれど、文章自体は4日くらいで書いちゃいました。

本当、取り憑かれたように・・・

ーー(南里)これを(たった4日で)ですか?!(驚)
くろきさんのこれまでのことや、「どうやって乗り越えてきたか?」など20項目くらいエッセイの部分と、それを読んで「読者自身はどうするのか?」「どう思っているのか?」を書き込めるワークがついていますね♩

※くろきさんの大ファンなので、南里も手元に「わたしのススメBOOK」を持っています。

くろき

そうなんです。これも裏話があって。

そのワーク、最初は付いていなかったのですよ。取り憑かれたように書いた文章を、元職場の先輩に見せたら、

「すごくいい!ただ、これだと読んで終わりだよね。“ くろきさんはそうなんだね ” と、納得して終わっちゃうよね。読んだ人が自分を振り返れるような書き込み欄を作って、書き込むことで人生が変わるような一冊にしたらどうだろう?」


とアドバイスをいただき、生まれたワークなんです!

ーー(南里)そうだったんですね!周りの方の意見を取り入れる、くろきさんの純粋さも素敵ですね。

くろき

元職場の先輩をはじめ、様々な方との出会いから転機があったように思います。

ーー(南里)特に印象に残ってる出会いってありますか?

くろき

2024年に自費出版したエンディングノート制作時にお世話になった是枝嗣人さん(小金井祭典)もそうですが、私がオーナーを務めているオンラインサロンのサロンメンバーなど・・・

全て、出会いが派生していってるんですよ。サロンメンバーから今一緒にサロン運営してくれている方にも出会いました。

「くろき商店」にて健康食品の代理店販売もしているのですが、商品開発をされている株式会社サトウさんに出会ったのも、ご縁が繋がっていったからなんです。

ようこちゃん『エンディングノート』
くろきさん著『エンディングノート』

エンディングノートとは
自分のことや、大切にしている想いをそっとまとめておくノートです。
好きなもの、どんなふうに過ごしたいか、万が一のときにどうしてほしいか…家族や大切な人が、あなたの気持ちをちゃんと受け取れるようにするためのもの。難しい決まりはなく、あなたらしい言葉で自由に書き残せます。

くろきさんのエンディングノートは、「今」書くことで「今」を大切に思える。そんなページがたくさんあります。

ようこちゃんオンサロ
オンラインサロンのオフ会の様子

くろきさんが運営するオンラインサロン「ルポゼハウス」のサロンオフ会。

ーー(南里)繋がりが広がっていったんですねそれにしても、活動が多岐に渡りますがそのアイデアはどこから湧いて出てくるんですか?

くろき

実は「ようこちゃんこういうの得意そうじゃない?」と、人に言われてやってることがとっても多いです!

オンラインサロンもそうだし、くろき商店も、エンディングノートも、ラジオも!

ーー(南里)ええええ!ラジオもですか?!

くろき

そう!ラジオもオススメされて始めたんです!

スタンドFMとVoicyで配信しているんですが、おかげさまで累計リスナー数は1万人を超えました。

ーー(南里)ラジオで累計1万人フォロワーってすごいですね!

スタンドFM
https://stand.fm/channels/628c6895f5aec42d877787a5

Voicy:くろきさんと軌道修正ラジオ
https://r.voicy.jp/6MmOxMNa9EG

人からのご提案を素直に聞いて、行動に移してきたくろきさん。
出会った方々とのご縁から、くろきさんの良いところがどんどん開花していったんですね!

ーー(南里)ラジオでは、くろきさんマインドをお話しもされていますが、運営されているオンラインサロンでも限定記事を書かれていらっしゃるんですよね?

くろき

はい、週3日、2,000~3,000文字のコラムを書いています。これまでにも300本以上は書いてきましたね。

ーー(南里)そんなにですか!!noteや、メルマガも配信されていますよね。くろきさんの文章はスッと心に届きます。文章を書くうえで、意識されていることはありますか?

くろき

感情面で言うと、嘘をつかないことです。自分が感じた感情を、カッコつけずに表現すると決めています。その方が、読み手側の共感にもつながるからです。

あとは、技術的な面で言うと読む人が情景でイメージできるようにというのは意識しています。

ーー(南里)だから読んでいて状況がイメージできるんですね♩

くろき

ドラマ見ているようなというか。

自分がその場にいたわけじゃないのに、そこで起きた出来事を体感しているような。読み手の人が、気づいたらのめり込んで涙を流しちゃうような状況って多分イメージが湧くからだと思うんですよ。だからそのイメージを湧くように伝えること。

あとは、小学生でもわかるように表現する…一見難しいような内容でもわかりやすく伝える、ということを意識しています。

ーー(南里)さすがです!そこまでこだわって書かれている文章だからわかりやすくてスッと心に届くんですね。

ーー(南里)これまでの発信活動の中で、印象に残っている出来事や反響はありますか?

くろき

エンディングノートのクラウドファンディングに挑戦したことと、わたしのススメBOOKでいただいた感想ですね。

ーー(南里)クラウドファンディングはすごかったですね。あっという間に目標金額100万円を達成されていましたね。

くろき

はい。簡単ではなかったですが、でも私は金額というところはあまり見ていなくて・・・どちらかというと支援者数の方をずっと見ていました。

クラウドファンディングって、周りにお金持ちの方がいたら一瞬で達成すると思うんです。だけど私を応援してくださる支援者さん達って、みなさんいちママであり、自由にお金を使うことに罪悪感を持つ方も多くて。(私もこじらせている頃、そうでした。)

そんな状況の中で、大切な500円を支援してくださる重みというか。

そういうのをすごく感じて、その方達からしたら「500円だけど」って思うかもしれないけど、その500円を何百人もの人が支援してくれたかと思うと鳥肌が立つんです、いまだに。

ーー(南里)それはすごいですね!最終的に何名くらい支援者さんがいらっしゃったんですか?

くろき

400名以上ですね。

ーー(南里)素晴らしいです!このクラウドファンディング以外で、お金をお集めたことはあったのですか?

くろき

いえ、これが初めてでした。ただ人から安くスマホを譲ってもらったり、ノートパソコンを譲ってもらうことはありました。

ーー(南里)人から信頼が厚いのですね!

くろき

ありがたいことに、 周りに優しい方が多いんですよ♩

発信活動の秘話

ーー(南里)発信活動で達成感があった時は、どんな時ですか?

くろき

一番達成感があったのは、インスタグラムのフォロワーさんが1万人いった時かな。

当時のインスタグラムはフォロワーが1万人以上いないとストーリーズにリンクが貼れなかったんです。今でこそ誰でもリンクが貼れるんですが。

リンクが貼れないことには、「わたしのススメBOOK」の販売ページのリンクも貼れないわけですから。

ーー(南里)そうですよね。

くろき

まずはフォロワーさん1,000人を目指します!と、当時いたSNS発信者のコミュニティで宣言したんです。

そうしたら周りの、何万人とフォロワーさんがいるような発信者仲間が「くろきさんのアカウントはきっと1万人いくよ!」と1万人フォロワーがいるような扱いをしてくれたんですね。

ーー(南里)そうなんですね!その人になりきると、達成しやすいと聞きますね!

くろき

そうなんです!

だからその日から私も、自分をインフルエンサーと思って過ごすようにしました。

ーー(南里)わぁ〜!なるほど!深いですね!!ところで、くろきさんがオンラインサロンを始めようと思ったきっかけはなんですか?

くろき

インスタライブでお悩みに応える「質疑応答ライブ」というものをやっているのですが、ある日私の体調が優れず、ライブを休んだ日があったんです。その時に「お休みされると困ります」というDMが届きました。

“ 私は今悩んでいるのに、くろきさんに相談できないじゃないか ”と。

そこで私は反省をしたんです。休んだことに対してではなく「くろきさんに聞けばいいや」という状態を作ってしまっていたことに。優しくするだけが本当の優しさではないんだと気付かされました。

サロンを作ったのは、「自分の頭で考えて行動にうつすママ」を増やすためですね。

ーー(南里)そのDMをアンチだなとは感じなかったのですか?

くろき

全くそうは思いませんでした。ただただ、反省です。私がそのような方を作ってしまったんだ、と。

それ以降ははっきり言うようにしました。
質疑応答はあくまでも私のいち意見であり、答えではないこと。
あとは自分でどうするのか?を自分で考えて決めてほしい!と言うようにしました。

ただ、インスタライブのコメントだけだと質問者さんの背景もわからない。だからこそ、点ではなく線で繋がっていられるように!とオンラインサロンをすることにしたんです。

ーー(南里)そのような背景があったんですね!だからくろきさんのサロンメンバーさんは、生き生きされた表情の方が多いのですね!納得です!

くろきさん流「後悔しない」生き方のススメ

ーー(南里)お客様やフォロワーさんからよく言われること(印象・感想)は?

くろき

見た目は女子だけど中身は男。
あと、行動力おばけ(笑)

ーー(南里)中身は男なんですか?!見た目は年々可愛くなっていますね!

くろき

「中身は男」は、仕事仲間に言われますね。自分ではよくわからないのですが(笑)

でも、サバサバしている女性には憧れていますし、そういう人になりたいです!

ーー(南里)いま特に力を入れていること・挑戦していることはありますか?

くろき

エンディングノートを文化にしたいと思っています。

ママの意識改革については、知識を詰め込むというよりは、「減らす」フェーズに来たと感じています。

ーー(南里)「減らす」といえば、捨て活もしたいとおっしゃってましたね!

くろき

ものすごくしたいです!

以前サロンメンバーさん達と1か月の企画でやったことがあったんです。
お片づけのこんまり先生ってご存じですか?

ーー(南里)はい!

くろき

その「こんまり流」をもじって「くんろき流」って名付けてるんですが(笑)

自分でいうのもなんですが、とてもおすすめなんですよ?くんろき流!

わずか1か月の間にサロンメンバーさんもものすごくお片づけが進んで♩サロンメンバー限定企画なんですが、また開催しようと思ってるんです!

ーー(南里)そんなおすすめの「くんろき流」、気になります!(笑)

くろき

めちゃくちゃオススメです!(笑)

ーー(南里)黒木さんは、サービスなどを思いついてから、商品化までが異常なまでにスピード感がありますが、その秘訣はありますか?また、どんな時にサービスが浮かびますか?

くろき

やらない後悔をしたくないという想いが、人一倍強いからだと思います。

実は、私は前職ウェディングプランナーなのですが、22歳の時に務めていた結婚式場が倒産したんです。その経験により、「どうにかしたくても、できない辛さ」を体験しているからこそ、どうにかできることは片っ端からやると決めているんです。

サービスが思い浮かぶのは、お風呂に入っているときや散歩をしているときに急に舞い降りますね。

ーー(南里)結婚式場の倒産、初めて聞きました・・・!

くろき

私も信じられませんでした。勤めていた結婚式場が倒産して、来月に結婚式を控えていたカップルもいて自分が担当するはずの結婚式だったから何とかしてあげたかった。

結婚式後の新婚旅行も決まっていたんですよ。でも、どうすることもできなくて。

ーー(南里)それは辛い経験でしたね。

くろき

はい。だけどそんな私を、救ってくれた大きな出来事があったんです。

2018年。成人の日に振袖レンタル業者の倒産騒動により、成人式を目前に多くの若者達が着物を着れない事件がありました。

メディアでも大きく取り上げられ、多くの大人達はレンタル業者の社長を叩きました。ご存知ですか?

ーー(南里)ありましたね。とても大きなニュースでした。

くろき

社長を責める言葉や、「従業員さんは絶対知ってたよね」「担当者さんを一生恨む」とか・・・

その批判の声が、とても他人事とは思えなくて。倒産を経験している私は、まるで自分に向けられているような気持ちになったんです。

ーー(南里)勤め先の結婚式場の倒産のときを、思い出したんですね。

くろき

そうなんです。

そんな中、キングコング西野亮廣さんが「大人のやったことの責任は、大人がとろう!」とクラウドファンディングを立ち上げて、着物を着れなくなってしまった若者達に向けて、リベンジ成人式を企画し、着物を着れるように支援金を集めたんです。

その姿に、とても感銘を受けました。こんな大人になりたいと、心から思いました。

ーー(南里)鳥肌立ちました!「大人のやったことの責任は、大人がとる」!かっこいいですね!

くろき

私にとって憧れの存在である西野さんには毎年会うと決めて、これまでにも4回ほど講演会や、あとは交流会にも参加したことがあります。

ようこちゃんと西野さん
くろきさんと西野亮廣さん


ーー(南里)くろきさんの底力は、後悔したくないという感情からきているんですね。

くろき

やらない後悔をしたくないんですよね。

過去の倒産経験で、「どうにかしたくても、できない辛さ」を体験しているから、どうにかできることは片っ端からやると決めているんです。

動けるだけマシじゃん!と思っています。できる身体があって、できる時間があって、できるパソコンがあって、スマホもあるのに。

ーー(南里)くろきさんが、今後チャレンジしたいことや夢ってありますか?

くろき

先ほども言いましたが、エンディングノートを文化にしたいですね!

人生の節目に書くのが「当たり前」という文化をつくろうと考えています。

ーー(南里)文化にしたいという背景に、どんな想いが込められてるんでしょうか?

くろき

こじらせている人たちには共通点があって、「明日も当たり前に生きている」と思っているんですよね。

だから、パニックや鬱になる人たちって実はすごく「生きたいと思ってる人たち」なんだなぁって思っていて。

夫婦喧嘩を頻繁にする人っていると思うんですが「明日も当たり前に生きている」と思っているから、相手にイライラしたまま引きずるんですよ。

もし「今日でこの家族は解散です」となるとしたら、そんなイライラなんて横に置いといて「何食べよう?」「どうやって過ごそう?」とか「何を伝えよう?」「何を残そう?」って思いますよね。

ーー(南里)・・・確かに!!

くろき

「死」というものと向き合うことを、日本は若干タブーとするような風潮があるかなと思うんです。「縁起でもない話だ」って。

ーー(南里)そうですね!

くろき

エンディングノートを文化にすれば、結婚と同時にエンディングノートを書く。成人と同時にエンディングノートを書く。母子手帳と同時にエンディングノートを書く。

そんな超ハッピーな時に相手が死んだ時のことを考える・・・。

きっとそれって抵抗があると思うし、楽しいことではないと思います。だけどエンディングノートを書くことで、日々の過ごし方ってすごく変わってくると思うんです。

ーー(南里)本当にそうですね!

ようこちゃん家族
くろきさんファミリー



ーー(南里)最後にくろきさんの「志(こころざし)」(価値観・信念など)をズバリ教えてください。

くろき

一生に一度きりの人生を、お互いに楽しみましょうね!

ーー(南里)後悔のないように、人生を生き尽くす!ですね?

くろき

そうです!やりたいことをやって、食べたいものを食べて気楽に生きていきましょうよ!

ーー(南里)生きてるうちしかできないですもんね

くろき

来世、生まれ変わるかもしれないけど、
人間とも限らないですからね(笑)

犬に生まれ変わるかもしれないし。

ーー(南里)そうなると、今やりたいことを来世で続きを・・・というのは難しいですね!

くろき

そうなんですよ!もし犬に生まれ変わったとしたら、気軽に飛行機にも乗れないだろうし。そうなってくると、今、人間として生まれているうちに、ね。

ーー(南里)過去の経験から、生きることが辛くなっているママたちに向けて今生きてることの奇跡や、人生を楽しんでほしい!を伝え続けてくださっているんですね。
たくさんお話しを聞かせてくださり、ありがとうございました!

くろき

こちらこそ!ありがとうございました♩

ようこちゃんビフォアフ
左:過去のくろきさん 右:現在のくろきさん

「生き様が変わると、表情(外見)も変わる」と、くろきさん。ビフォーアフターの写真の掲載許可をいただきました。

黒木陽子(くろきようこ)さん
幼少期からパニック障害を抱え、第1子を出産したあとに育児ノイローゼに。
このままではダメだ、変わりたいと独学で心理学や子育てを学び、生き方を軌道修正し、数年かけてパニック障害も克服。学んだことをアウトプットがてら「こじらせているママの意識改革がしたい」と2020年冬から本格的にInstagramで発信をスタート。
現在SNS総フォロワーは4.5万人。自費出版した「わたしのススメ」「エンディングノート」などの書籍はじめ2000人以上のカウンセリングや講演会を通じて、多くの人に影響を与える。


書籍:

ようこちゃん_わたしのススメBOOK
くろきさん自叙伝『わたしのススメBOOK』



書籍【エンディングノート】
https://kurokisanno-susume.com/lp/ending-note/
書籍【わたしのススメBOOK】
https://www.reservestock.jp/stores/article/32183?article_id=42708
Instagramhttps://www.instagram.com/yoko.kuroki/
notehttps://note.com/yokokurotyann12
ホームページhttps://kurokisan-official.com/



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黒木陽子さんサムネ

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